2014.03 刑事訴訟法合宿ゼミ

駿河台支部主催
「刑事訴訟法」合宿ゼミ開催のお知らせ

 駿河台支部では、毎年恒例の早春合宿ゼミを下記の通り実施いたします。

今回は刑事訴訟法。スクーリングで熱い講義をしてくださる柳川重規教授にお越しいただけることになりました。

早春の三浦で景色を楽しみつつ、温泉につかりながら、2日にわたって楽しくしっかりとご指導いただける良い機会です。
未履修の方、卒業生の方でも参加可能ですので、興味のある方はぜひご参加下さい。

  

日時

2014年3月8日(土) 14:00 開始~9日(日) 12:00 解散予定
  • 集合時間 : 13:10 京浜急行 三浦海岸駅前 (13:30 会場ホテル ゼミ開催会議室)
  • 2日目の終了後、自由参加で昼食会を行う予定です。

科目

刑事訴訟法

講師

柳川重規先生(本学教授)

テーマ

「冤罪を防止するための刑事訴訟法上の制度とその運用について」

上記テーマを扱うに当たり、以下の3つの論点で議論を進めていくものとします。
 
  1. 身柄拘束期間の不当な長期化への対応
  2. 控訴審、上告審における事実誤認の審査
  3. 取調べの適正化のための諸方策

ゼミ詳細は以下の通りです(2014年2月8日掲載)
*全員*・・参加者全員への宿題です。
*発表者*・・ただいま発表してくださる方募集中!立候補いただける方は、支部メールへご連絡ください。

1.身柄拘束期間の不当な長期化への対応
不当な長期化例として「別件逮捕」とそれに伴う「余罪取調べ」に焦点をあてて、社会的に認められる理由と、
認めることによる冤罪に繋がる危険性を検討します。
***全員***
「別件逮捕」と「余罪取調べ」について説明ができるようにしてください。
さらに余裕があれば「事件単位の原則」についても学習してみてください
(渥美先生は否定しています。そのあたりも勉強しておくと、さらにゼミを楽しめると思います)
***発表者***
「別件逮捕」と「余罪取調べ」の論点・学説・判例・私見の発表をお願いします。

2.控訴審、上告審における事実誤認の審査
控訴審による事実誤認の審査方法につきに、以前は「心証比較説」が採られていたといわれ、
これにより、高裁では一審の判決にあまり縛られずに事実認定を行うことができました。
しかし、裁判員制度の導入により、高裁でも一審の事実認定を尊重するように変わってきており、
事実誤認の審査は「経験則・論理則違反」の有無に限られるべきだ、との考え方が強くなっています。
そして最近のこのような変更は、一審で被告人有罪の場合、冤罪を防げないのではないかとの主張もあります。
本ゼミでは、判例を中心に事実誤認の審査方法について検討します。
***全員***
控訴審の構造と、できれば事実誤認の審査方法について説明ができるようにしてください。
***発表者***
以下の判例をもとに、事実誤認の審査方法について発表をお願いします。
a.最(三小)決判平21.4.14刑集63巻4号331頁…【195】
b.最判平24.2.13刑集66巻4号482頁
c.最決平成25・10・21 裁判所HP

3.取調べの適正化のための諸方策
A.録音録画制度の影響
現在、取調べの適正チェックを理由として、取調べ状況の録音・録画制度の導入が進められています。
冤罪を防止するための手段として、取調べが適正に行われているかは重要ですが、
録音・録画制度を導入することが及ぼす様々な影響を検討します。
***全員***
取調べの必要性、「身柄拘束下での取調べ」がもつ問題点、取調べ規律の基本的な視座について説明ができるようにしてください。
***発表者***
録音・録画制度について、現状とどのような議論がなされているか発表をお願いします。

B.接見指定をめぐる判例の動向
接見交通権は「捜査のため必要があるとき」には例外として制限されます(刑訴法39条3項)。
この接見指定の要件の理解について、判例に変化が見られます。判例の流れと現在の運用で充分なのかどうかを検討します。
***全員***
捜査段階の弁護権の機能、特に取調べとの関係での弁護人の役割、「接見交通権」について説明ができるようにしてください。
***発表者***
aは流れが(視点が)変わった判例です。aの判例内容を中心に、それ以前の判例b~eの内容とaへの変化を発表してください。
a.最(三小)判平12.6.13民集54巻5号1635頁…【41】
b.最(一小)判昭53.7.10民集32巻5号820頁…【37】
c.最(三小)判平3.5.10民集45巻5号919頁…【38】
d.最(二小)判平3.5.31民集163巻47頁…【39】
e.最(大)判平11.3.24民集53巻3号514頁…【40】

*判例の後にある【番号】は「刑事訴訟法基本判例解説(渥美東洋・椎橋隆幸編 信山社)」に掲載されている番号です。
*今回の合宿ゼミは参加者による議論を中心としています。 途中参加が難しいため、遅刻をしないようにご注意ください。

会場

ホテル マホロバマインズ三浦 別館
交通のご案内
※電車にてお越しの方は・・・
京浜急行品川駅=>京急久里浜駅=>三浦海岸駅 快速特急利用で62分
※東京方面からお車にてお越しの方は・・・
東京方面=>横浜・横須賀道路佐原I.Cから15分


参加費

13,000円
  • 参加費に含まれるもの:宿泊費、夕食、朝食、会議室使用料、懇親会費用、その他諸経費
  • 現地までの交通費、2日目の昼食会費は含まれませんのでご注意下さい。


定員

20名


お申込方法

学習会でのお申込とメールでのお申込を受け付けています。
  • 学習会にて : 2014年02月16日(日) 憲法学習会 休憩終了時まで
  • メールにて : 2014年02月20日(木) 入金確認分まで

メールでのお申込をご希望の方は、タイトルを「合宿参加申し込み希望」としてinfosurugadai@yahoo.co.jpまでご連絡ください。
詳細を記載したリーフレットをお送りしますので、そちらの内容をご確認の上、
①必要事項をご返信いただき
②期日までのお振り込みを確認
できればお申込完了です。

※学習会でのお申込はその場で参加費をお支払い頂く場合に限り受け付けます。予めお手元にご用意の上お申込ください。

以上、皆様の奮ってのご参加、お待ちしております!

  • 最終更新:2014-02-08 17:50:57

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